資格取得

危険物乙種4類取得のためにやるべき事

私はOL時代(今日現在まだ現役OLやってます)、危険物や有機溶剤を取り扱う職場の職場責任者をやっております。
しかし乙4範囲の使用薬品はシンナーと氷酢酸くらいです。この2つの薬品のためにこの資格を取るのです。。嗚呼社会人。。
そんな訳で、やりたくもない勉強をして、乙4以外にもいくつかの資格を取らされてきました(言い方!笑)
その中でも今回はタイトルにある通り、危険物乙4を取得するにあたって「これさえやっていれば合格出来る」ポイントを発信していきます。


 

危険物乙4を取得するメリット

★国家試験の肩書きが持てる

★引火性の液体を取扱・管理出来る

★就職活動に有利(ガソリンスタンド、タンクローリーの運転手、ビルの管理業務、有機溶剤を使用する工場等)

★時給アップの交渉に使える職場もあり(特にガソリンスタンドなどは優遇されるところが多いと思います)

 

合格率・合格基準について

合格率は悲しきかな40%にとどまります。

乙4の試験範囲は3つの分野にわかれます。

 

①危険物に関する法令 …15問
②基礎的な物理学及び基礎的な化学 …10問
③危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 …10問

以上、合計35問出題されますが、全ての分野を60%以上合格しないとならないのです。
と、いうことは、何問解けないといけないのか?は、こちら

①9問/15問中
②6問/10問中
③6問/10問中

ちなみに間違えられる問い数で計算すると(笑)、
①6問/15問中
②4問/10問中
③4問/10問中

数字で見えると、出来る気がしてきませんか?(笑)

 

試験内容

試験の方法は5つの選択肢の中から正解を選ぶマークシート方式

試験時間は2時間
試験日は前期(4月~9月)と後期(10月~翌年3月)にわかれていますが、東京消防庁での試験は毎月何回も試験日が設定されています。

ちなみに最近、神奈川の問題が非常に難しいという情報があるそうです。

何でも試験は神奈川・東京は問題が難しく設定されがちな雰囲気を感じます。(私の他の所有資格もしかり。。)

 

危険物乙4に合格するまで

勉強時間

私が乙4を受けた際の生活環境から紹介します。
これだけしか勉強せずとも、十分受かる資格だよ、とお伝えできると思います。
まずは受験時の生活環境です。
私は会社で役職についているので、一般社員よりも帰宅時間は多少遅くなります。
家では嫁業(手抜きが大いにありますがね!)もやっているので、家事をして夫の帰りを待っていると、基本自分の時間はないです。(と、頑張っているアピールの要因が大きいですが、夫が家事をやってくれるので、大助かりです♥)

さて本題の勉強時間です。
週末にまとめてやるよりも、毎日コツコツ派の私は、勉強時間毎日15分~30分でした。
休日は1時間程まとめて勉強をしました。
寝る間に、間違えた問題の見直しもコツコツ派の私は好みます(^▽^)

きっと時間に追われるご家庭の主婦&主夫の方の方が、時間の使い方が上手いと思います。
そして、落ちたら受験料が勿体ないという“勿体ない精神”も、主婦&主夫の方の方が大きいと思うのですが…(*゚∀゚*)どうじゃろ?
そんな私の勉強時間の捻出は、お風呂を溜めている〝隙間時間〟、夫に食器を洗って貰っている〝時間〟、夫が洗濯物を干してくれる〝時間〟が、平日の私の勉強時間でした。

勉強期間は1ヶ月程、総勉強時間は20時間程度でした。

 

用意するもの

①過去問(ネット上の無料公開されている物で十分です)を6回分
②ノートなどの紙(バラバラになるメモ帳よりも、ノートの方がおすすめ)
③鉛筆

私の勉強方法は知識の基礎を固める物ではなく、あくまでも試験対策の最短合格勉強法です。基礎知識が必要な方はテキストも用意されると良いと思います。

 

あれば便利
④カラーペン

→好きな色も良いですが、勉強の際は青系のペンが集中力高まり良いらしいですよ。私は水色を使っていました。そして、毎回間違える問いやひっかかった語彙にマーキングしていました。自分の苦手となるキーを意識するだけで、以降の問いの正誤が分かれます。
⑤付箋

→勘で解けた問いは黄色、2回3回繰り返し間違えた問いはオレンジ、毎回間違え続けてクソ!な問題には赤、等々色分けして使っていました。

 

*大学ノートをすすめる訳*

ノートを綺麗にまとめる時間は勿体ないので(時間に余裕がある方と、基礎知識が必要な方は是非基本の勉強をされて下さいね!)、ただ単に会社で必要とされる資格なのであれば、試験に受かる事を優先されるのが良いと思います。(※逆に、資格の基礎知識から必要な方にはこのブログの内容は為になりません。申し訳ありません。)
なので、ノートは綺麗に書けると売り出されている物でなくて、大丈夫です。その代わり、勉強した履歴が残るように大学ノートをオススメします。

 

目標を立てよう

一日に何問解いたら良いのか、最初に最低目標を見える化しましょう。

これは全問を試験日までの日数で割れば、すぐに算出出来ますよね。

 

勉強方法

①過去問1回分を一通りやらないこと。←絶対に守るポイント
分野ごとに解き進めること。
ex.)2018年上期の法令を解いたら、2017年下期の法令のみを解き、2017年上期の法令のみを解く(略)法令のみを解く…を繰り返す。
②カンで解けた問題は△。○にしない。(後々説明します)
③1回分は解かずにとっておく。

まず、絶対守るポイント①の様に問題を解きます。何年前の物から解いても構いません。
1回分の1分野を解いたら、まず答え合わせをしましょう。
その際に、迷わず答えがわかっていて解ける問題には、問いの番号横に「○」を
迷ったりカンで溶けた問いには「△」を
解けなかった、意味不明!と思った問いには「×」を
書いていきます。

1回分1分野が解き終わったら、2回目分の同じ分野を解きます。3回目、4回目も同じ分野を続けて解きましょう。

 

実際の勉強方法

試験まで1ヶ月何をやっていたかというと、分野ごとに問題をひたすら解きました。

これを3週間繰り返しました。
私は1週間で1分野を完結させるのを目標にしていました。
最初はどの分野も解けません。初めて見る問題ばかりです
しかし過去問5回分を繰り返し解く内に、問題と答えを覚えてしまうくらい、同じ問題(似た問題)が繰り返し出題されている事に気づくと思います。
そうなんです。テキストを1からくっそ真面目に全てを頭にたたき込まずとも、取得出来ちゃう試験なんです。
過去問を過去6回分繰り返し解き満点を取れれば、まあ本番でも合格でしょう。
だって私がこれで合格出来ましたから(ノ☆。☆)ノ

 

そして試験1週間前には毎回間違える問題や苦手意識のある問題を洗い出しを行う。
試験一週間前~2日前までは、ひたすらその問題を繰り返し解きました。
そして2日と前日には総復習として、全問題解く。この時は書き込みしていない綺麗な過去問があると良いですよ。
そして試験当日は、最後の振り返り程度にまとめた過去問の切り抜きを片手に、テキスト等の荷物は持ちませんでした。

私はこれで、無事乙4に合格しました。

 

ついでに…
計算問題や、本当に苦手な問題は、向き合わずに捨てるのもテだと、私は考えます。
私はmolの計算問題は捨てました。
1つの問題に向き合い掘り下げる時間に対して、必ず出るとも限らないだろうと自分の中でこれは捨て問宣言をし、その代わり覚えれば解ける問に時間を費やしました。

 

おすすめのテキスト

ずばり過去問

 

まとめ

①全部テキストを最初から暗記する必要はない。

②過去問を繰り返し解く

③過去問で満点を取る

④捨てる問題も決めてしまう

⑤本当に理解しているか?自分に甘く採点せずに、迷わず「△」「×」

⑥出来ない問題は繰り返す

⑦目標を立てて、自分を奮い立たせる

 

努力して勉強をすれば絶対に、一発で、短期で、独学で、合格出来る資格です。

なぜなら、私がこれで受かったから。

是非この勉強方法を真似てみて下さい。

 

ちなみに私は、試験までの日々、たま~に、こういうブログを書かれている方のページにアクセスしていました。
そうすることで、乗り越えてきた人がいるし、一人じゃない!と、俄然戦える気持ちになったものです。

 

 

*** おまけ ***
参考になるか分かりませんが、参考になる方がいらっしゃれば是非ご覧下さい。
実は私の会社の先輩で、乙4を7回も8回も落ちている人がいるんですよ。
この先輩はテキストを1ページ目から真面目に読んで、綺麗にノートを作っています。
過去問を解く前に、ノート作りで体力気力を使い切ってしまうそうです。
分かっているなら、とっとと問題を解けば良いのに…と思いつつ、先輩なので、毎回見守っています。