資格取得

第1種衛生管理者を独学一発最短合格!!

皆さんこんにちは。




本日は第1種衛生管理者独学一発最短合格した経験談を元に、合格までの道のりをご紹介したいと思います。

 

第1種衛生管理者を取得するメリット

私の会社では、課長昇進の際に必須資格となっています。

従業員数によって、衛生管理者の必要人数も変わってきます。これは試験範囲ですよ(笑)

しかし一般的にこの資格を持っていると「転職に有利」というような資格ではないようです。残念。

 

合格率・合格基準について

2013年~2017年の5年間の平均合格率は51.4%

全部で5分野に分かれていて、各分野40%の正解と全体で60%で合格です。

 

というとこは、

①関係法令有害業務に関わるもの ・・・10問

② 〃  有害業務以外のもの  ・・・7問

③労働衛生有害業務に関わるもの ・・・10問
④ 〃  有害業務以外のもの  ・・・7問

⑤労働生理           ・・・10問

全44問中27問正解で合格です。

 

試験時間は3時間でマークシート方式でした。

これから紹介する勉強方法できちんと勉強すれば、1時間で解けて、最短で退室出来ます。

チャチャっと解いて、早く試験場を後にしましょう。

なぜならば、この試験、各試験とも結構辺鄙な場所が試験会場に設定されている上、試験会場自体が少なく各方面から受験者が集まるので、なかなか混み合います(^_^;)

 

第1種衛生管理者に合格するまでの勉強方法

勉強時間・期間

資格取得にあたり、まずは勉強期間中の私の生活環境を紹介します。

なぜ紹介するかというと、この記事を読んでくれている方が「こいつがこれだけの勉強で合格したなら、自分も合格間違いなしだろ」と、自信を持って試験に挑んで欲しいからです。

それではいきます。

私は正社員で会社勤めをしています。

毎朝6時前に起床。朝は8時から夜は17時までの就業ですが、残業があったりで帰宅は20時頃。そこから夕飯を作り、お風呂、就寝という流れです。

ちなみに、車通勤のため、通勤電車の中での勉強は出来ません。

じゃあ、いつ勉強していたかと言うと、お風呂を溜めている時間などの隙間時間に短時間集中して勉強していました。そしてお風呂あがりに、二度目のお勉強タイム。こんな感じで危険物乙4取得した時と同じく、仕事のある日は一日20〜30分しか勉強出来ていませんでした。逆に仕事のある日でも、20~30分は勉強する時間を捻出出来ていました。

そして私が受験したのは2月なのですが、年末年始と試験一週間前は長期休み(いうても5日だけです)を利用して、旅行に行きました。

旅行の予定があったので、前もって早めに勉強を始めました。

休日の勉強時間は1時間半~2時間でした。私がやりやすい勉強時間は、朝一に1回目の勉強を1時間、夜に復習で1時間の系2回、2時間を目標にして取り組んでいました。

 

振り返ると、勉強期間は1ヶ月半~2ヶ月、総勉強時間は40時間程度でした。

( ↑ 旅行期間を抜かすと1ヶ月半で、入れると2ヶ月)

 

用意するもの

①カレンダー

②過去問

③ノート

④鉛筆

 

あると便利

⑤付箋

⑥カラーペン

⑦テキスト

ちなみに私の選んだテキストは、小分野ごとに分かれていて、その章の最後にミニ問題が付いているものを選びました。(しかしこのミニ問題は今回活用しませんでした)

過去問はインターネット上で無料の過去問があるので、それを印刷して問題集として使いました。つまり、問題集は購入していません。

 

まずやる事

これは絶対やった方がいいですよ。それは、目標を立てること。

やることは、ずばりカレンダーの試験日に『試験本番』と書くことです。(あ、申し込みはもう済んでいるの前提ですすめますね。)

試験日から(勉強を確実にできない日を抜いて)40日遡り、「(試験まであと)●●日」とカウントしていきます。カレンダーに実際に「40日」「39日」「38日」…とカウントしていきましょう。

 

勉強方法

テキストよりも、過去問を解く。これに限ります。

だって真面目に一からテキストをやっていたら、キリがないんだもの(´・ω・`)

と言うことで、まずは過去問を4年間分=8回分用意します。

これは最新の物から遡って8回分です。そしてあえて、最新の過去問は直前3日前まで解きません。ここ、ポイントです。

過去問は全部解いてはダメです。最新の1回分を除く7回分で満点を取れるくらい繰り返し解き、最新の物で直前に力試しをします。(ちなみに私は苦手分野の苦手問題は最後まで苦手で、満点には到達しませんでした。)なので最新の過去問1回分は解かずにとっておいてくださいね。

絶対に守るポイント
①過去問1回分を一通りやらないこと
分野ごとに解き進めること。
ex.)2018年上期の法令を解いたら、2017年下期の法令のみを解き、2017年上期の法令のみを解く(略)法令のみを解く…を繰り返す。
②カンで解けた問題は△。○にしない(後々説明します)
③1回分は解かずにとっておく
まず、絶対守るポイントは①の様に問題を解くことです。何年前の物から解いても構いません。
1回分の1分野を解いたら、まず答え合わせをしましょう。
その際に、迷わず答えがわかっていて解ける問題には、問いの番号横に「○」を
迷ったりカンで溶けた問いには「△」を
解けなかった、意味不明!と思った問いには「×」を
書いていきます。
1回分1分野が解き終わったら、2回目分の同じ分野を解きます。3回目、4回目も同じ分野を続けて解きましょう。

 

まずは取り敢えず一度、過去問を解いてみましょう。
自分の実力で迷いなく解けたものは問題番号の横に◯マークを
勘で解けたものには△を
全然分からなかった問題には×を記しておきます。
この時フリクションペンで書いておくと、後々消すのが消しゴムで消すよりも楽でオススメですよ。
そして×の付いた問題と△のついた問題は答えを確認します。
この時、答えに納得のいかないものはテキストで調べてもOK。でも余裕がなかったらテキストにて掘り下げなくても大丈夫ですよ。
そして一通りといたて答え合せをしたら、問いと答えを一通り読みます。
さて、ここからがポイントです。
絶対にやるべき事は、まず第1種衛生管理者は大きく分けて5つの分野に分かれます。どれでも良いので、同じ分野を(過去数年分)まとめて解くのが肝となってきます。

 


例えば、具体的に紹介します。
① 2017年下期の問題は手をつけない。
② 2017年上期の関係法令(有害業務に関わるもの)を解く→答え合せをする
③ 2016年下期の関係法令(有害業務に関わるもの)を解く→答え合せをする
④ 2016年上期の関係法令(有害業務に関わるもの)を解く→答え合せをする
⑤ 2015年下期の関係法令(有害業務に関わるもの)を解く→答え合せをする
を、繰り返します。


繰り返していくと、同じ問題や同じような問題が出題されているのが分かります。
つまり、テキストで広範囲勉強しても、試験範囲でない内容が多いという事が見えてきます。
上記の通り、関係法令(有害業務に関わるもの)を一通り終えたら、満点を取れるまで繰り返し解いて、答えを覚えてしまいます

それが終わったら、労働衛生、労働生理…全5分野を繰り返します。

 

一番初めに述べましたが、私は1日に20〜30分しか勉強時間を取れませんでした。

もっと勉強時間を確保出来る方、集中出来る方は、もっと短期間で勉強完了出来ると思います。

1日1分野、半期分の過去問を毎日ひたすら解きます。繰り返し解きます。ある程度(苦手問題が2問くらいになるまで)ただひたすら解きます。
過去7回分を解いたとしても、1分野7日あれば過去問は解けます。勉強時間を確保出来る方は、これ以上進められますよね。
最初はどの分野でも、一回分を解くのにすごく時間が掛かると思います

しかし似た問題が出題されるので、解き進める内に、時間もかからなくなってきます。だから大丈夫、安心して進めて下さい。
まずはこうしてひたすら問題を解いて下さい。

 

早速ですが、ポイントです!
何度も間違えた問題=苦手な問題は、1日の終わりでも翌朝イチでも良いので、復習します。

復習ってとっても大切で「復習=苦手だから」と意識付ける事で、ワンクール終わってツークール目に入った時も「あ、これ苦手な問題だ」と思い出せます

苦手と気付けると、それだけで苦手だからこの答えだな、と記憶がつながったりします。これ、マジです。
試験目前まで、苦手な問いには付箋で印をするのも良いと思います。
直前はむしろ付箋や◯△□は消して、苦手な問題がどれか、そっちに意識がいかないようにします。

とにかく、この繰り返しでひたすら過去問を解いていきます。

私のオススメは、ネット上で公開されている、無料の過去問です。

勿論紙ベースで過去問を購入されても良いと思います。
そして最初は一問を解くのにべらぼうに時間が掛かりますが、慣れるとパッパと解けるようになるので、最初の段階で諦めない事です。諦めなきゃ、割と何事も何とでもなります。最後まで諦めない、私の母の口癖です。

何クールも繰り返せば、過去問を分野分け解答でなく、半期分通しで解いても、20分あれば全問解けるようになります。

そして自分を奮い立たせる味方になるのが、カレンダーです。

試験日前日まで、カレンダーの日付に×印を書き、試験まであと何日しかないという意識を強めましょう。

泣いても拗ねても、試験日は来てしまいますからね。
特に私は関東圏受験でしたが、千葉の試験場までは遠くて、もう行きたくないという思いが強かったです。(お仲間たくさんいるはず)
長くなりましたが、最後にまとめていきたいと思います。

 

まとめ

勉強期間
一ヶ月半

 

毎日の勉強時間
仕事のある日=20〜30分
休日=40〜60分

試験2週間前=1時間
試験3日前〜前日=3〜5時間

 

 

最後に(自慢話)

最後に自慢話をさせてくださいね( ̄∇ ̄)
私の仕事はタイミングが全然関係ないのですが、世間様の年度末にかぶる時期に受験しました。
2月、3月は多分この試験、混み合います。毎回定員に達して締め切られていました。会社から受けろと言われている方は、2月より前の受験が余裕があり良いと思います。

そして何が自慢かと申しますと、私の受けた回の合格率が29,7%と極端に低い回だったんですね。
初回受験で一発合格でこの合格率は、自慢しちゃいます(笑)
こりゃ受かった皆さん、本当に実力で受かっていると思います。
ちなみに私は最後まですっごく苦手な分野があり、当日の試験も他の4分野は合格間違いないと自信がありましたが、その分野はテキストのどこにも書いていないような問題が多く出て、、まぐれで一問二問合ってたら良いな、ばりの出来でした(−_−;)
なので、本当に頑張って良かったと思える勉強期間でした。
これから受験される方へ。
分野が多くて面倒かもしれませんが、やれば絶対受かる試験です。
だって私がそうだったから!
是非頑張ってください!